大阪・神戸・京都のエアコンクリーニング専門店
エアコンが強制停止。メーカーに来てもらい調べたら、エアコンが水位異常のエラー。しかし、見積りがかなり高額で困った
このようなトラブルでお困りでしょうか?エアコンクリーニングの専門店である当社が、エアコンの水位異常のトラブルの原因を探り、対処方法をご案内します。
このページでは、エアコンの水位異常がでたときの対処方法について掘り下げてみます。エアコンの水漏れについての原因と解決策はエアコンの水漏れの原因と解決策を用意していますのでご参照ください。
ダイキンのエアコンなら A3
三菱電機のエアコンなら 2502 または 2503
このようなエラーコードが水位異常のエラーメッセージです。エアコンの水位異常のエラーとは、エアコンの内部の水をためる部品(ドレンパン)の水量が危険水位に達したので、強制的にエアコンの運転を停止しました、という意味のメッセージです。
このエラーメッセージは、ドレンポンプという部品を使って機械的に排水処理を行うエアコンにみられるトラブルです。ドレンポンプが水位の異常を察知したときに、このままエアコンを運転していては危険だと判断し、エアコン自らが運転を停止させるのです。
ドレンポンプの力を借りて排水を行うエアコンとして、代表的なのは天井カセット形エアコンです。
壁掛形エアコンや天井吊下形エアコンなどのように、排水の処理を自然勾配を利用して行うエアコンでは、水位異常のエラーはでません。しかしながら、壁掛形エアコンや天井吊下形エアコンであっても、自然勾配を利用できないなどの設置環境の影響でドレンポンプを取り付けざるを得ないケースもあります。
水位異常のエラーがでた場合、しばらくの時間放置してみてください。冷房運転が止まっている間に、水が自然蒸発してドレンパンの水量が減り、水位が危険レベルを脱すると、フロートスイッチが正常を察知して、通常のエアコン運転に復帰できます。
しかしこの方法は、水が自然に蒸発することを待つことになるので、短時間では少量しか期待できません。水位異常のレベルを脱するまで水が蒸発するには、数日程度の期間は必要かと思います。
いつまでたってもエラーメッセージが消えない場合や、一時的にはエラーは消えるけれどもすぐにエラーが再発を繰り返す場合などは、エアコンが水位異常に陥りやすい環境、または、水位異常を察知しやすい環境になっていることです。このような悪い環境を脱するには、エアコン内部の環境を改善する必要があります。
エアコンが水位異常のエラーで運転停止しているなら、メーカーにお問い合わせください。また、地域が大阪の場合は当社にお問い合わせください。
当社ではとくに、ダイキンのエアコンにつきましては、ダイキンのエアコンを知り尽くした元ダイキンエアコンのサービスマンが担当しますので、安心してご利用いただけます。
それでは、エアコンの水位異常のエラーがでる原因についてくわしく解説して行きますが、その前に、エアコンが機械的に排水処理を行うシステムについて触れます。
エアコンは冷房運転のときに内部で水が発生し続けます。室内機の熱交換器(アルミフィン)が濡れていることで水の存在が確認できますが、その水はドレンパンという室内機の水をためる場所にためられます。しかしながら、いつまでもエアコンの内部にとどまることはできません。水を外部へ逃がさないと、ドレンパンの水をためる許容量を超えることになり、エアコンから水が漏れるトラブルになります。
このようなトラブルを回避するために、エアコンには排水処理の方法が備わっています。
ドレンポンプという部品を使って機械的に排水処理を行う
排水の処理を自然勾配を利用して行う
この2つのうちどちらかが排水処理方法として採り入れられています。
[1] の「ドレンポンプという部品を使って機械的に排水処理を行う」エアコンこそが、このページでテーマとなっている「エアコンの水位異常のエラー」をもたらす可能性があるエアコンなのです。ドレンパンにたまった水をドレンポンプが吸い上げて外部へ排出するのです。
ちなみに、[2] の「排水の処理を自然勾配を利用して行う」エアコンでは、ドレンポンプの力を借りず、水は上から下へと移動する自然現象を利用してドレンパンの水を排出します。
それでは、水位異常のエラーとはどのようなときに発生するのかを見ていきます。
さきほどの「エアコンが機械的に排水処理を行うシステム」の項目にて、冷房運転のときにエアコンの内部では水が発生し続け、その水はドレンパンにたまり、そして、ドレンパンにたまった水をドレンポンプが吸い上げて外部へ排出することに触れました。しかし実は、ドレンポンプだけに排水処理を任せるには不安があるのです。もし、エアコンのなかで水が発生する量がドレンポンプが排水する量を上回ってしまった場合、つまり、ドレンポンプの排水処理量が追いつかない場合、ドレンパンの許容量を超えて水漏れを起こしてしまう危険があるのです。
そこで、ドレンパンの許容量を超えて水漏れを起こす危険を未然に防ぐのには、エアコン内部で水が発生するのを止める必要があります。そのためには冷房運転を停止しなければなりません。エアコンの冷房運転を止めれば、内部で水が発生することはなくなり、ドレンパンを超えるような水漏れは回避できます。
つまり、機械的に排水処理を行うエアコンには、ドレンパンにたまった水を吸い上げて外部へ排出するドレンポンプに加えて、ドレンパンの水量をチェック&コントロールする必要があります。具体的にはフロートスイッチというセンサーが、ドレンパンの水量をチェック&コントロールする役割を担います。
フロートスイッチの仕組みを分かりやすく説明するには、魚釣りのウキを思い浮かべていただければイメージしやすいかもしれません。水面に浮くウキがドレンパンのなかにあると思ってください。ドレンパンの水が正常な量ならば水面に漂うウキは異常を感知しません。しかし、水量が増え危険水位に達したウキは異常を察知するという仕組みとなっています。
ドレンパンの水量をチェックするフロートスイッチと排水を担うドレンポンプ。この2つが連係しているから、水漏れの心配なく正常にエアコンが運転できるのです。
ドレンパンの水量をチェック&コントロールするフロートスイッチ。このフロートスイッチの仕事は簡単にいうとたったひとつ。それは、ドレンパンの水量が適正なのか?危険なのか?だけです。そして、適正か?危険か?を察知したあとの行動が重要です。察知したあとの行動はつぎの2つ。
ドレンパンの水量は適正→エアコンの冷房運転の続行を許可
ドレンパンの水量が危険→エアコンの冷房運転を強制停止→水位異常のエラー
つまり、ドレンパンにたまる水の量に問題がなければ何もしません。かたや、水の量が危険だと察知すれば、エアコン本体に冷房運転停止の指令をだします。いいかえれば、エアコンが潤滑に排水を行うシステムのなかで、フロートスイッチは排水の司令塔といえます。
ここまで、ドレンパンの水量が危険水位になり適正な排水できないことが、エアコンの水位異常エラーの背景にあることを述べてきました。ドレンパンにたまるものがエアコンが発生する水だけなら、時間の経過とともに水位異常のエラーは解消することがあります。
ドレンパンの水が自然蒸発したり、ドレンポンプが排水作業を行った結果、水位が下がるからです。
しかし残念ながら、繰り返しエラーがでる場合があります。ここからは、頻繁に水位異常のエラーになる原因について考えます。
おもな原因はつぎの3つだと考えられます。
汚れがドレンパンにたまる
トロトロに変質した水
フロートスイッチとドレンポンプの故障
ドレンパンはエアコンで発生する水をためる場所ですが、水だけでなく汚れもためてしまいます。汚れが微々たる量なら何も問題はないのですが、積りにつもり、貯まりにたまると事情が変わります。本来、ドレンパンが受け止めるべきの水の許容量が、汚れがたまることで減少します。汚れが上げ底となってドレンパンの水のキャパシティが減ってしまいます。
ドレンパンの水を受け止めるキャパシティが減るということは、正常な状態に比べてエアコンが水位異常を感知する可能性がたいへん高くなります。
ドレンパンにたまった水は汚れと結合することで、単なる液体から変質することがあります。ヘドロやスライムなどのようにトロトロやドロドロとした半液体に変わることがあります。ドレンポンプは半液体の物質を吸い上げることは苦手としています。少しずつでも吸い上げたとしても、通常の水と比べて排水するスピードは明らかに遅くなります。
そうなると、エアコン内部で発生する水の量に対して、ドレンポンプの排水量が追いつかなくなり、水位異常を感知する可能性がたいへん高くなります。
先ほどの2つの原因、汚れがドレンパンにたまる状況とトロトロに変質した水の環境のもとでは、ドレンポンプやフロートスイッチなどは異常を察知する精度が低くなり誤作動を招くことがあります。
たとえば、ドレンパンに適正量(水位異常に達しない量)の水があったとしても、フロートスイッチが危険な水量だと判断してエアコンの運転を停止させるケースがあります。
このような状況下では、ドレンポンプやフロートスイッチなどの機械やセンサーは劣化が早まり、故障につながる確率が上がります。
水位異常のエラーは、エアコンの機械的な排水処理がうまくいっていないというメッセージです。この状況を脱するにはつぎの2つの方法があります。
水位異常のエラーがでた場合、しばらくの時間放置してみてください。冷房運転が止まっている間に、水が自然蒸発してドレンパンの水量が減り、水位が危険レベルを脱すると、フロートスイッチが正常を察知して、通常のエアコン運転に復帰できます。
しかしこの方法は、水が自然に蒸発することを待つことになるので、短時間では少量しか期待できません。水位異常のレベルを脱するまで水が蒸発するには、数日程度の期間は必要かと思います。
しかし、いつまでたってもエラーメッセージが消えない場合や、一時的にはエラーは消えるけれどもすぐにエラーが再発を繰り返す場合などは、エアコンが水位異常に陥りやすい環境、または、水位異常を察知しやすい環境になっていることです。このような悪い環境を脱するには、エアコン内部の環境を改善する必要があります。
簡易的な方法としては、ドレンパンの水を抜くというやり方が考えられます。たしかにドレンパンの水位が下がり、一時的にエラー表示が消えるかもしれません。しかしながら、水位異常に陥りやすい環境、水位異常を察知しやすい環境はそのままなので、これだけでは根本的な解決にはなりません。
エアコン内部の環境を改善する方法とは、エアコンの汚れを徹底的に除去すること、そして新しい部品に取り換えることです。
エアコンが水位異常のエラーで運転停止しているなら、メーカーにお問い合わせください。また、地域が大阪の場合は当社にお問い合わせください。
当社では、エアコンを分解し、高圧洗浄を行い、汚れを徹底的に取り除きます。とくに、ダイキンのエアコンにつきましては、ダイキンのエアコンを知り尽くした元ダイキンエアコンのサービスマンが担当しますので、安心してご利用いただけます。
水位異常のエラーとは、ドレンパンにたまった水をドレンポンプが排出できていない、排水が追いついていない状況を意味します。ドレンパンの水位が危険だと察知したエアコンは、それ以上に水が発生しないように自ら冷房運転を停止させます。これがエアコンの水位異常のエラーです。
エラーがでたら、最初は静観してみましょう。時間の経過とともに水が蒸発し水位が下がることがあります。水位が下がればエラーから回復し、エアコンを正常に運転できます。
つぎに、静観したあと一度はエアコンが復活したけれども、すぐにまたエラーがでた。もしくは、いつまでたってもエラー表示が消えない、などの場合は、エアコン内部の汚れ、ドレンポンプやフロートスイッチなどの故障を疑う必要があります。
このようなケースでは、エアコン内部の環境を改善することが必要。具体的には、エアコンの汚れを徹底的に除去すること、そして新しい部品に取り換えることです。
エアコンが水位異常のエラーで運転停止しているなら、メーカーにお問い合わせください。また、地域が大阪の場合は当社にお問い合わせください。
当社では、エアコンを分解し、高圧洗浄を行い、汚れを徹底的に取り除きます。とくに、ダイキンのエアコンにつきましては、ダイキンのエアコンを知り尽くした元ダイキンエアコンのサービスマンが担当しますので、安心してご利用いただけます。
このページは、エアコンの悪臭の原因と解決策についての内容となっています。
そのほかのエアコンのトラブルの原因と解決策については、
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また、このページだけではお伝えきれないこともあります。
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