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最近、エアコンの効きが悪くなった!まったく冷えない!エアコンから出る風が冷たくない!
こんな経験はありませんか?
なぜエアコンの効きが悪くなるのでしょうか?原因と解決方法は?詳しくはこのページをご覧ください
エアコンが冷えない、または、エアコンが温くならない、などのトラブルに遭遇すると、
冷えない(冷房)= 温くならない(暖房)= 風力の低下 × 効きが悪い
という公式を考えます。
エアコンが冷えない(温くならない)原因はいろいろと考えられますが、「風力」に問題があるのか?それとも、「効き」に問題があるのか?を調べます。「風力の低下」が原因なのか?「効きが悪い」が原因なのか?それとも両者に原因があるのか?を調べます。具体的には、冷たい風は出ているが風力が弱い場合は、冷風があるので「効き」に問題はないが、風力が弱いので「風力」に問題があります。また反対に、風は勢いよく出ているが冷たくない場合は、風は勢いよく出ているので「風力」に問題はないが、冷たくないので「効き」に問題あるということです。
エアコンが冷えない、または、エアコンが温くならない、のトラブルの原因は、「風力」もしくは「効き」のどちらかに問題があるとういうことです。このページでは「効き」に問題があることについて掘り下げてみます。
「風力」の問題については、「効き」とはまったく別の原因が考えられます。エアコンの風量を強(MAX)に設定しても風が弱い!風の勢いがない!吹出し口からでる風にムラがある!ほとんど風がでていない!などの場合であれば、エアコンの風力の低下の原因と解決策を用意していますのでご参照ください。
まず最初に結論を申しますと、エアコンの効きが悪い原因は、冷媒がしっかりと仕事をしているかどうか?にあります。
エアコンの冷媒とは空気を冷やしたり温めたりするモノです。一般的には「冷媒ガス」「フロンガス」(家庭用なら R410A や R32、業務用なら R410A や R32 や R407C。)と呼ばれています。エアコンが吸い込んだ室内の空気を、冷風や温風にして吹出すためには、冷媒の働きがなくてはならないものです。冷媒がきちんと働かないと、空気を冷やしたり温めたりすることができません。効きが悪くなったエアコンの場合は、冷媒がしっかりと機能しているか?働いているかどうかを調べる必要があります。
さきほどは、エアコンの効きが悪化する原因は冷媒が働いていないから!と申しました。それでは、エアコンの効きにとって冷媒がどれだけ重要なのか?をエアコンの冷房のシステムの視点から見てみたいと思います。
冷媒とは空気を冷やしたり温めたりするモノです。図を参考にすると、風の流れをさす矢印の色が、温かい空気を表すオレンジ色から冷風を表すブルー色に途中で変化しています。オレンジ色をさす温かい空気はエアコンに吸い込まれる室内の空気、ブルー色の冷風はエアコンが吹出す風、をイメージすれば分かりやすいと思います。エアコンのなかの熱交換器を空気が通過すると温度が変化します。まさにここが、空気の熱を交換するところ、つまりは空気の温度を変化させる場所です。
それでは、どうようにして空気の温度が変化するかといえば、熱交換器の中の冷媒配管が仕事をしているのです。図ではオレンジの丸印が冷媒配管をさします。冷房のとき配管の中にはすごく冷たい冷媒が通っているので、配管自体もすごく冷たい状態になっています。そして、冷媒配管と密着し、また熱伝導率がたいへん良い熱交換器も冷媒配管の熱を受けてすごく冷たい状態になっています。エアコンが吸込んだ室内の温かい空気は、ギンギンに冷えた熱交換器を通過すると冷風に変化するのです。冷媒が働くからこそエアコンから涼しい風がでるようになるのです。反対に、冷媒がなければ、エアコンは涼しくとも何ともないただの風を吹出すだけとなります。
つまり、エアコンがきっちりと冷風や温風を吹き出すためには、冷媒がその役目をしっかりと果たしていることが重要となります。エアコンのシステムの根幹をなしているのが冷媒なのです。
それでは、ここからはエアコンのシステムの根幹をなしている冷媒の働きを邪魔するモノとは何なのか?どのような解決方法が良いのかを述べていきます。
エアコンのコンプレッサーは冷媒を送り出し、回収し、また送り出す仕事をしています。ヒトにたとえると血液を循環させる仕事をする心臓に似ています。いわばコンプレッサーはエアコンの心臓部分。コンプレッサーの調子が悪いと冷媒は正常に働きません。しかし、調子が悪いながらもコンプレッサーは動いてくれます。その状態で長年にわたって使用しつづけると、やがて動かなくなります。故障です。
コンプレッサーが正常かどうかの簡易的なチェック方法として室外機を調べます。室内機を冷房運転にして、室外機から温風がでているかどうか?コンプレッサーが作動しているか?が目安となります。室外機からでてくる風が温風でなければ、コンプレッサーが働いていない可能性があります。
また別の方法としては、壁掛形のエアコンに限られますが、室内機を最低温度(例えば18度)に設定し、10分~30分ほど冷房運転を行い、室内機の熱交換器に水が発生しているかどうかを確認してみてください。水が発生していなければコンプレッサーが働いていない可能性があります。
冷媒はエアコンの室外機と室内機の間を循環しています。その間には熱交換器やコンプレッサーなど主要な部品や機械がありますが、そのほかにも大切な部品があります。膨張弁(キャプラリーチューブ)や電磁弁などです。
冷媒は、室外機と室内機の間で、気化(ガス)と液化と形状を変化させながら循環しています。コンプレッサーで圧縮され高温高圧のガス化となった冷媒は、室外機と室内機の間で膨張されて液化し、凝縮した後ガスとなって再びコンプレッサーへと戻ります。そのなかで膨張弁(キャプラリーチューブ)はガス化した冷媒を液化させる重要な部品です。とっても細い管なので、長年にわたって使用すると冷媒の不純物が詰まる可能性があります。
また、電磁弁には冷媒の流れを変える役割があります。具体的には、冷房と暖房とで冷媒の経路を切り替える弁です。冷媒の不純物が詰まることで故障を起こすことがあります。また、故障することで冷媒の漏れを招くこともあります。電磁弁が故障しているということは、冷媒が正しい仕事をしていないこととなります。
エアコン内部にはさまざまなセンサーがあります。室内の温度を検知するセンサーや熱交換器の温度を検知するセンサー(熱交サーミスタ)など、温度を検知するだけでもいろんな種類のセンサーが使われています。冷媒などに問題はなくても、センサーの調子が悪いとエアコンは正常な運転はできなくなります。
エアコンがきっちりと仕事をしているかどうかを内部のいろんな部分でチェックするのがセンサーの役目ですが、センサーが間違った情報を検知すると、エアコンは間違った情報にしたがって運転を行います。
コンプレッサー(圧縮機)、膨張弁(キャプラリーチューブ)や電磁弁、センサーなど、部品の不調による機能悪化や故障が考えられる場合は、点検と調査を行います。故障によるものであれば部品の交換や修理を行う必要があります。当社にて承ります。
エアコンの室外機、とくに吹出口の周辺に物があると、エアコンの効きが著しく低下することがあります。
冷房のとき、エアコンの室内機からは冷たい風がでていますが、かたや室外機からは温かい風が吹き出ています。このような状態のエアコンは、正しく運転できていると確認できます。室外機から温かい風がでているのは、周りの空気を取り込んで冷媒の熱を奪い、熱を放熱している証です。エアコンが正常に動いているということです。
しかし、室外機の吹出口の周辺に物があると、放熱した熱を即座に取り込むことになります。冷媒の熱をきっちりと奪うことができず、正常な放熱ができません。結果、機能が低下し、エアコンの効きが悪くなります。
故障ではありません。室外機の周りにある物を移動させて、スペースを空けてできるだけ風通しをよくして、スムーズに空気が循環できるようすることをお薦めします。
冷房のとき、直射日光にさらされるような場所に室外機があると、エアコンの効きが著しく低下することがあります。
冷房の室外機の仕事は冷媒の熱を奪い、熱を放熱することです。しかし、直射日光にさらされるような場所に室外機が設置されていると、室外機の付近はとても高い温度になってしまうため、正常な放熱ができません。結果、機能が低下し、エアコンの効きが悪くなります。
故障ではありません。室外機から少し離れた(1mほど)場所に、植木やすだれをたてかけるなどして日陰をつくることをお薦めします。また、室外機に水をかける装置(ダイキンの室外機散水-エネカット-)を設置する方法もあります。温度センサーが一定の温度を検知すると、室外機に水を噴霧する装置です。
エアコンの冷媒とは空気を冷やしたり温めたりするモノで、一般的には「冷媒ガス」「フロンガス」と呼ばれています。エアコンではおもに、家庭用ならR410AやR32、業務用ならR410AやR32やR407Cが使用されています。エアコンの能力数(馬力数)に応じた量の冷媒が封入されています。冷媒の量がきっちりと入っていれば、冷媒はしっかりと働くことができ、空気を冷やしたり温めたりすることができるのです。
しかし、冷媒が不足していると、冷媒はしっかりと働くことができず、空気を冷やしたり温めたりすることができなくなります。
基本的には、エアコンの冷媒の量は不足することはありません。長年にわたって稼働させても冷媒の量が減ることはありません。
しかし、冷媒が不足しているエアコンに遭遇します。冷媒不足はなぜ起こるのか?原因はつぎのことが考えられます。
冷媒サイクル(コンプレッサー、冷媒配管など)の経路に亀裂・ピンホール
取付工事のときの配管連結ミス
初期段階から定量の冷媒が不足(ごくまれに新品不良があります)
などです。
まずは点検と調査を行います。冷媒不足が原因だと考えられる場合は、冷媒の補充、溶接などでの修理、配管連結補強などの作業を行います。当社にて承ります。
少量の冷媒不足では、機能面ではあまり影響はでませんが、極端な不足は深刻な状況に陥ります。また、必要以上に冷媒を入れると、場合によってはエアコンの故障につながります。
エアコンの室内機と室外機は冷媒配管でつながっています。その間の距離は機種によって決められています。一般的には、ルームエアコンで15メートル、業務用エアコンで30メートル、工場用のエアコンは90メートルまでと、距離は決められています。また、機種によりますが冷媒配管を延長できるエアコンもあります(距離に応じて冷媒を追加充填する必要があります)。一例として、ルームエアコンで20メートル、業務用エアコンで75メートル、工場用のエアコンは160メートルまで延長できるのもあります。この距離であればエアコンの冷媒はしっかりと仕事を行うということです。
しかし、室内機と室外機を規定の距離以上に離しているケースを見かけます。先日の例では、広い事務所でルームエアコンを使用しているのですが、設置する場所が近くになかったため屋根瓦の屋根を通り越したその先に室外機がありました。その距離は30メートル以上はありました。明らかに規定以上の距離です。このような場合、エアコンの冷媒はしっかりと仕事を行うことはできません。冷房や暖房の効きは極端に低下します。
規定以上に延長した冷媒配管ではエアコンの効きは悪いので、移設を行い改善しましょう。
エアコンの室内機のなかに汚れがたまっていると、冷媒によって冷やされた熱交換器は、空気を冷やすのではなく汚れを冷やすことになります。汚れがなければ、熱伝導率がとても良い熱交換器は冷媒配管の熱を受けてすごく冷たい状態になっています。しかし、汚れがあると、冷媒配管の冷たい熱を効率よく熱交換器に伝えることができません。結果として、室内機、とくに熱交換器に汚れがあると冷房や暖房の効きを悪くなることとなります。
室内機と同じように室外機も汚れていると効きが悪くなります。たとえば、冷房のとき、エアコンの室内機からは冷たい風がでていますが、かたや室外機からは温かい風が吹き出ています。このような状態のエアコンは、正しく運転できていると確認できます。室外機から温かい風がでているのは、周りの空気を取り込んで冷媒の熱を奪い、熱を放熱している証です。エアコンが正常に動いているということです。
しかし、室外機とくに熱交換器に汚れがあると、放熱するための空気を取り込むことができなくなります。冷媒がスムーズに循環できなくなります。結果として、室外機、とくに熱交換器に汚れがあると冷房や暖房の効きを悪くなることとなります。
エアコンの室内機と室外機の汚れが原因で、冷房や暖房の効きが悪くなった場合、どうすれば良いのでしょうか?
あらゆるトラブルの元凶であるエアコンの汚れを取り除くことです。トラブルを回避、防止、予防するために、エアコンクリーニングをお薦めします。しっかりとした専門業者がエアコンクリーニングを行えば、エアコンのトラブルの解決への近道となり、また、トラブルの予防へとつながります。
エアコンの熱交換器は水を発生させる場所であり、かつ、汚れが付きやすい場所。熱交換器の汚れを除去することがトラブルの解決となり、予防となります。エアコンクリーニングの最大のポイントである熱交換器を高圧洗浄し、徹底的に汚れを除去します。
当社のエアコンクリーニングは汚れを見極めて、エコ洗浄剤から強アルカリ性までの洗浄薬品を使用しています。
また、大量の水で高圧洗浄をしますので、頑固なエアコンの汚れといっしょに洗浄薬品も洗い流します。エアコンの中には汚れも洗浄薬品は残留させません。
洗浄薬品を使い分けるだけじゃない、エアコンクリーニングの特徴
当社、アイエア・コンフォートはエアコンクリーニングの専門店です。
スタッフはエアコンメーカーのサービス部門などで研鑽を積んだ本当のプロです。エアコンのシステムを知り尽くし、メンテナンスに従事したプロがエアコンクリーニングを行います。
メーカーサービスの高い技術力をベースに、独自のノウハウと熱意を積み重ねたエアコンクリーニングを行いますので、安心してお任せいただけます。
また、高い技術力のエアコンクリーニングでどれだけきれいになったのか!は別のページにてご確認いただけます。是非ともご参照ください。
高い技術力のほかにもあるエアコンクリーニングのこだわりと特徴
エアコンからは冷風が吹き出ているし、風量もきちんとある、しかし部屋がまったく冷えない、というケースに遭遇することがあります。エアコンの効きが悪くなる原因である冷媒関係を調べても問題は見当たらない、だけどもエアコンの効きが悪い!このようなトラブルの原因は、次のことが考えられます。
エアコンの能力とは室内を冷やすパワーのこと。馬力数ともいいます。本来、室内の大きさによって、どれくらいの能力数のエアコンがいいのかが決まります。戸建住宅やマンションなど建物の構造によって多少の差はありますが、おおよその目安はきまってきます。たとえば、10畳の室内には10畳程度の能力数のエアコンが適切となります。
しかし、リフォームによる間取りの変更か何かで、エアコンの能力数と室内の大きさとのバランスが極端に悪くなるというケースがあります。たとえば、もともと10畳の部屋をリフォームで20畳に間取りを変えたが、エアコンはもともとの10畳用のまま使用している場合です。このような状況では、エアコンがどれだけ一生懸命に働いても、室内を冷やしたり温めたりすることはできません。効きが悪いエアコンだと判断されてしまうのです。また、6畳や10畳などの平面的な大きさだけではなく、天井までの高さが問題になることもあります。たとえば、天井が高くなったロフトなどになっているケースです。
エアコンの能力数と室内の大きさが合っていなければ冷えない場合の解決策は、室内の大きさに応じた能力のエアコンに買い替える、または、エアコンの能力に応じた大きさの室内に変更すること、となります。
室内の大きさに応じた適切な能力数のエアコンであっても、外部の熱を取込みやすい環境の室内では、エアコンの効きが悪い場合があります。
窓にカーテンをしていない部屋やサンルームなどでは直射日光が降り注いできます。日光の熱は室内の温度を上昇させます。このような状況では、エアコンがどれだけ一生懸命に働いても、室内を冷やしたすことはできません。効きが悪いエアコンだと判断されてしまうのです。
日光の熱を室内に入れない簡単な方法は、カーテンやブラインドを閉めることです。また、窓ガラスに、遮熱効果のあるフィルムなどを貼る方法もあります。そして、室内の外部から日光の熱を室内に入れない方法としては、すだれを窓の外に立てかけたり、植物の「緑のカーテン」をつくる方法があります。
室内の温度を上昇させるものは日光の熱だけではありません。建物が持つ熱が問題となることがあります。たとえば、屋上階に部屋がある場合や、屋上の直下に部屋がある場合などです。屋上は日光の熱を受けやすいので、夏場ではたいへんな高温となります。屋上階に部屋や屋上の直下に部屋はたいへんな高温になるおそれがあります。このような状況では、エアコンの効きは極端にわるくなります。
外部の熱は日光の熱だけではありません。室内からの熱が発生していることも考えられます。代表的なのはパソコンの熱です。一般的なご家庭では見かけませんが、会社の事務所やサーバー室などで数台同時にパソコンを使っている場合などです。ときとして、エアコンの効きを悪くさせるほどの熱をパソコンが放つことがあります。
冷媒が原因ではないけれど、エアコンの効きが悪くなるような場合は、室内の環境改善をご検討ください。
家庭用から業務用まで幅広くエアコンクリーニングのご依頼いただきます。エアコンの汚れは本当にさまざまです。100台あれば100種類の汚れの状況です。言い換えれば、100人のお客様がいれば100通りのエアコンの問題を抱えていらっしゃるということです。
当社のエアコンクリーニングは、お客様それぞれのエアコンの問題に真正面から向き合い、問題の解決に向けて全力で取り組みます。
時間が来たからと言って一方的にさっさと作業終了する業者、通り一辺倒の浅い作業内容の業者、目に見える部分だけを作業する手抜きの業者などいろんな業者が多いなか、当社のエアコンクリーニングは一歩も二歩も踏み込んだ内容の濃い作業内容です。
このページは、エアコンの効きが悪くなる原因と解決策についての内容となっています。
そのほかのエアコンのトラブルの原因と解決策については、
を他のページにて用意しておりますのでご参照ください。
また、このページだけではお伝えきれないこともあります。
気になるページがありましたらご参照ください。